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2010年9月17日金曜日

現代の情報量が、今の経済を停滞させているばかりか意識も・・・

 現代ビジネスでは、創造性が求められている。時代がより多様化し、スピードが速いために、頻度も求められる。また、ビジネスの中での、必要な基本と時代に合わせたアタッチメント部分が、情報というカタチで氾濫している。何が新しくて、古いのか解りにくいようなカタチで、ものすごい量で次から次へと、モノが氾濫して、選べなくなってしまう。
 
 液晶テレビだ、地デジだ、ブルーディスクだと宣伝広告され、3Dテレビも投入されるが、消費者側でも何が欲しいのわからなくなっている。人間は、数種類の中から好きなものを選ぶが、ある範囲を超えると判断を停止してしまう。ある意味で、経済が停滞しているのは、1つのモノに対して情報量がその10倍を超えているから、ユーザー側が判断停止になり、モノを購入しなくなったのではないだろうか。

 以前、スポーツカー所有はステイタスであり、その購入を原動力に変えて日々の活動を加速させてきた人たちが、最近は元気がない。社会の停滞感に包み込まれて、目標意識を高く保てないのである。そればかりか、漠然とした不安があり、活動意欲を阻害している。現代社会は、根本のところで、そういう状況に突入してしまった。目前の対処だけでは、根本的には対応できないだろう。と言うか、そのようにいくら、頑張っても報われない。

 人は「意識」の動物だ。高く、遠くへ、目標を投げ出して、早く、合理的に、正確に、目的地に到達することに意識をリセットする必要がある。社会の「停滞感」に取り込まれることを避けて、自分自身で意識的に考え、小さく、細かく、機能的に、目的達成する喜びを創造することが肝要である。たとえ、経済が、政治が、社会が、低迷していようとも、我々の意識を停滞させてしまってはいけない。ここから、どのような意識を保つかが、我々の真の価値の試されるところであろう。同志よ、周囲のため息に惑わされることなく、道標の元で合流しようではないか。
 

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